悲しい長調

前回は短調が好きだと書きました。
暗い感じや悲しい感じが好きと。

しかし、長調でもとても悲しい演出が
出来ることをある映画で体験しました。

ヴィンセント・ギャロ主演の「気まぐれな狂気」です。
1997年のキーファー・サザーランド監督作品。
ちなみにキーファーも出ています。狂気な役です。

内容は警察やらマフィアから逃げて逃げて
メキシコを目指すというありがちなものですが
僕的にはとても好きです。

途中、チャーリー・シーンのパパのマーティーン・シーンが
出てくるところが見どころ。
しかし、お父ちゃんの方が威圧感100倍です。怖い。
観た人全員そう思ったでしょう。

しかし、肝心なのはエンディングです。
これまたありがちなエンディングです。
(以下ネタバレです。今から見る人は気をつけて!)




ギャロと妊娠中の恋人が死ぬんですが、まず彼女が死に、
その後にギャロが撃たれて死ぬんですが、
その瞬間にかかる曲がヴァン・モリソンの
「クレイジー・ラブ」なんです。

優しい感じの温かい曲です。曲名知らない人も一回は聞いた事あると思います。
以前からこの曲は知っていて良い曲だとは思っていましたが、
この映画を観てさらにその思いは増しました。

妊娠中の彼女が死んでその絶望の中、彼氏の方も撃たれて死ぬ、
そんな悲しい瞬間(基本的にこの二人は悪人じゃない)に
この温かい曲が更に涙を誘うんです。
この曲がかかった瞬間僕は嗚咽まじりで涙しちゃいました。
家で独りで観ててよかったです・・・。きっと鼻水とか出てましたからね僕。

この曲がかからなかったらここまで心に残る映画には
ならなかったと思います。
そのぐらい凄い力です。
ギャロっていう可哀想体質が似合う人がこの役だから
ここまで良かったってのも
おおいにあります。

いや〜、長調の曲でこんなに心が震えたのは
いままでこの一回限りです。

ということで、長調も短調も音楽っていいもんですね。
と言いたかったのです。

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2007-09-15 16:43 | 映画 | Comment(0) | Trackback(1)
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キーファー・サザーランド
キーファー・サザーランドキーファー・ウィリアム・フレデリック・デンプシー・ジョージ・ルーファス・サザーランド(''Kiefer William Frederick Dempsey George Rufus Sutherland''、1966年12月21日 - )はカナダ|カナダ人テレビジョン及び映画俳優、プ
  • 2007/09/28(金) 03:43:04 |
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